REPORT
軽井沢アーティスト・イン・レジデンス2017を終えて
軽井沢アーティスト・イン・レジデンス2017を終えて
「おふたりの作品が到着しました。なんとも、直接伝わってくるものが凄いです。これは未知の経験です。これは小旦那になってみなければわからない感触です。世の総ての人々が小旦那になるべきだ!」というのが、作品が届いた直後の感想です。
さて、今回は「小旦那」として寄付をするだけではなく、イン・レジデンス側にいて、アーティストを受け入れるお手伝いも経験をしました。
私が用意した受け入れのプログラムは
1.軽井沢を候補地として推薦
2.軽井沢の中で宿泊先を決定
3.プログラムの中で3アイテムの設定
(1)セゾン現代美術館
(2)木通庵・河村目呂二
(3)軽井沢の別荘〔松岡小屋)
もともとアーティスト・イン・レジデンスについて私の頭にあるのはドナーとして参加したアメリカのケースと軽井沢の避暑生活のケースで私のまわりの別荘に滞在して作品を制作していたアーティスト達です。
アメリカのケースでは半年、軽井沢のケースでは少なくとも一ヶ月、三岸節子や堀文子などの画家は数ヶ月は滞在していました。今回のケースはわずが3泊4日で、比べものになりません。しかし、このような圧縮された期間に仲間で参加して貰うのも受け入れ側としては非常に刺激になって面白いことがわかりました。
北川フラムのように大掛かりには出来ないとしても、小旦那ならではの地域とアートを結びつける活動にはなるでしょう。
小旦那PROJECT 代表 松岡温彦